任意売却と競売での債権回収の違い
2012年11月15日
みなさんこんにちは、アースコンサルティングオフィス代表の井上です。
皆さま、競売の売却基準価格をご存知ですか。
競売の売却基準価格は一般的には、時価の60~70%くらいだといわれています。
実際に競売が始まり、残念ながら1回目の入札で落札されなかった場合、価格を下げて2回目の入札、
それでも落札されなければさらに価格を下げて3回目と、だんだん価格が下がっていきます。
その都度、約20~40%程度の割合で下がっていきます。
たとえば、時価1億円の物件だとすれば、第1回目の売却基準価格は6,000~7,000万円となり、
2回目になってしまうと3,600~4,900万円、3回目ともなれば2,160~3,430万円まで下がってしまいます。
競売では申し立てから落札に至るまで長ければ約2~3年ほどかかる上に、価値はどんどんと下がっていくため、
1億円の物件がほんのわずか2~3年ほどで一気に2,160万円まで下がってしまうことになるのです。
しかも3回入札を行って落札されない場合は、裁判所から競売を取り下げるように要請されます。
そうなった場合、今度は自分で買い取り先を見つけて再度入札をお願いしないと、競売取り消しとなってしまうのです。
しかしながら、任意売却であれば、うまくいけば時価での回収が出来る可能性があるのです。
時間や費用がかかる競売よりも任意売却の方が、迅速に多額の債権回収が可能になるのです。
少しでも多額の債権回収を行い、お客様の損失を少なくするため、我々アースコンサルティングがサポートさせていただきます。
任意売却のことはぜひアースコンサルティングにご相談ください。


