オーバーローンと任意売却
2012年8月13日
みなさんこんにちは、アースコンサルティングオフィス代表の井上です。
「オーバーローン」という言葉を聞いたことがありますか?
自宅を売却してもローンが残ることをそう言います。
建物の劣化や老朽化などによって不動産価値が落ちると、当然売価も下がります。
しかし、ローンはきっちり購入当時の価値のままなので、ローンの方が売価を上回ってしまうということがあるのです。
しかも自分の家なのに売却することが出来ません。なぜなら、債権者が担保権である抵当権を持っているからなのです。
法的には抵当権付きの物件の売却でも問題はないのですが、抵当権つまり借金のついた物件を買う人などいません。
たとえ1万円でも借金が残っていれば抵当権は消えません。
よってオーバーローンの住宅の売却は、債権者から担保権の抹消の承認を得る必要があります。
そこで任意売却の出番です。
任意売却では、債権者が売却費用を負担することになります。当然ですが、債権者にとってはメリットがなければ意味がありません。
少なくとも、競売以上の債権回収が出来ることが最低条件になってきます。
売れない不動産はありませんが、任意売却では抵当権をはずせるかが問題になってきます。売れたはいいが残債務は知らない、では困ります。
ですので、ただ単に売却するだけではなく、残債務についてどれだけ真剣に取り組んでくれるかを考えて業者選びをしなければなりません。
債務者は必ず残債務の支払いに追われることになるので、ここはしっかり押さえておかないといけないポイントなのです。
我々アースコンサルティングでは、気持ちの良い任意売却にするために、お客様を全力でサポートいたします。
任意売却のことはぜひアースコンサルティングにご相談ください。



