借金を借金で返済してはいけません
2012年9月3日
みなさんこんにちは、アースコンサルティングオフィス代表の井上です。
債権者から住宅ローン返済の督促状や催促状が届いたときに、
「早く返さなければ!」
と焦ってヤミ金などに手を出し、返済にあてる方がいらっしゃいます。真面目な方ほどそういった状況に陥りやすいと言えます。
ヤミ金とは闇金融のことです。なにわ金融道など漫画でご存知の方もいらっしゃるかもしれませんが、現実のものです。ヤミ金は国や都道府県へ登録を行わずに貸金業を営んでいる業者のことです。しかしながら、ここで注意したいのは貸金業登録をしているからといってヤミ金ではないとは言い切れず、正規に登録をしていながら違法な高金利で貸付を行う業者も闇金融として定義されていることです。ヤミ金業者は主に多重債務者や自己破産者等の正式な金融機関から融資を受けることができない債務者を標的にしており、様々な方法を使って債務者を勧誘してきます。
これらのヤミ金から借りると、多重債務に陥ることになるので借金を借金で返すことは不適切な行為と言えます。多重債務に陥ると雪だるま式に借金が膨れ上がります。多重債務というのは借金を繰り返し、複数の消費者金融からお金を借りている状態のことです。借金のための借金を繰り返し、利息の支払いも増幅し結局単独では解決できない状態になります。
こうなると、弁護士などの力を借りて債務整理することが必要であり、裁判所を介さないで当事者で話し合う任意整理と、裁判所による特定調停、民事再生法、破産などの方法により解決されることになります。
任意売却により競売よりも高い価格で不動産を売却する可能性があるので債務者は債務の残額を縮小することができるメリットがあります。
繰り返しますが、借金を借金で返済してはいけません。ローン返済が不可能になった場合の方法に「任意売却」があります。
債権者からの督促状が届いたからと言って、借金を重ねるのではなく、まずはアースコンサルティングオフィスにご相談ください。任意売却のプロがお客様にとって最善の方法をご提案させていただきます。



