任意売却のタイミングに関するご質問

2015年2月18日

皆様こんにちは。アースコンサルティングオフィス代表の神田です。

当サイトをご覧いただきまして誠にありがとうございます。

さて、前回は所有者様に関するご質問集でしたが、今回は任意売却が可能なタイミングについてのご質問です。

任意売却はいつでも可能なのでしょうか。

任意売却とは、債権者に対して任意売却後に残った債務を無担保の状態で返済していくことに合意してもらうものです。そのため、不動産を購入した直後は、事実上不可能と言ってもいいでしょう。また、制度上は競売の開札日の2日前まで任意売却が可能ですが、競売手続が進んでいると、債権者の同意を得ることが難しく、任意売却は困難となります。

 ②期限の利益の喪失の前に任意売却はできますか?

通常、任意売却は期限の利益(分割で債務を返済することができる利益)の喪失がなされた債権に対して行います。金融機関によっては可能な場合もありますが、現実的には非常に困難です。

③競売手続が始まっても、任意売却はできますか?

できます。しかし、入札期間まで1ヶ月を切っている場合は、債権者が任意売却に応じないケースもあります。また、債務者と債権者の関係がこじれていたり、債権者との交渉・調整がまとまらない場合は、任意売却を拒絶される場合もあります。

色々と書いてまいりましたが、結局は、住宅ローンのお支払に少しでもお悩みを抱いた時点で、少しでも早く行動を起こすことが解決のカギとなります。お早目にご相談いただくことで、解決方法の選択肢も広がりますし、時間に余裕をもって販売活動をすることが可能です。

いま売却すべきか、いま誰かに相談していいのか、誰に相談すればいいのか…そんな迷いをお持ちの方。お気軽にご連絡くださいませ。

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