任意売却後に残った債務はどうなる?
2015年1月28日
皆様こんにちは。アースコンサルティングオフィス代表の神田です。
今日は雪もチラチラと降るほど厳しい寒さですが、風邪など引いていらっしゃいませんでしょうか。
本日は任意売却のご相談をお受けする中で、お客様からご質問の多い「任意売却後に残った債務はどうなるのか」について、お話させていただきます。 この場合、大きく分けて2通りの選択肢があります。
① 債権者と今後の返済額について話し合いをし(残代金決済時に行うことが多いです)、無理のない金額で毎月少しずつ返済していく方法。
①②どちらが適しているかは、任意売却後の残債の額によって変わります。残債が少なく、7年以内に完済できそうな場合は、①を勧めることが多いです。
しかし、残債が多く収入も不安定であるなど、返済に時間がかかりそうな場合は②を勧めることもあります。理由としては、自己破産をした事故歴(いわゆるブラックリスト)は7年で抹消でき、新たにクレジットカードを作ったり、ローンを組んだりということができるようになるからです。
任意売却によっても個人信用情報には掲載されてしまいますが、①の場合、完済した時点で事故歴が抹消されるため、逆に言えば、完済できるまでローンが組めない状態になります。
弊社では、お客様一人一人とじっくり向き合ってヒアリングを行い、不動産 以外の負債についてもお伺いし、必要に応じて、信頼のおける弁護士や司法書士のご紹介も行っております。
是非一度、お気軽にご相談くださいませ。
それでは、お身体にお気をつけて…。

